testing殿は日記の内容から察するに名古屋でジャッジをされてらっしゃる方のようです。
もしかしたら大会会場でお目にかかるジャッジの方の中の誰かかもしれませんね。
日記の方で中々に面白い、且つ有用な問題を頻繁に出題されているようなので頭の体操的な感じで楽しんでいます。

で、今回の問題
問題:
あるプレビュー・カードに書かれた表記はこんなものだった。

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Mysterious card

????? -- Urza’s Shrine

Tap : Mysterious card deals 1 damage to target creature.
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このカードの、考え得るカード・タイプは何か。
現行のルール(2005/09/16現在)で考えて欲しい。

また、その根拠は?

元記事「mysterious card」
http://diarynote.jp/d/64931/20050916.html

と、いうことで今回の問題を解いてみようかなと思った次第。
上から順番に条件を読み解くと、
・マナコストが無いから土地か、もしくはEvermind/常在精神のように特殊な呪文。
※土地じゃなければプレイできない呪文ということですな。
・既存では、Urza’sは土地のサブタイプ、Shrineはエンチャントのサブタイプ。
・テキスト文に起動形能力が書いてあるので、どうやらパーマネントとして場に出るようだ。
・パワー/タフネスの表記が無いのでクリーチャーカードではない。

土地とエンチャントのサブタイプを併せ持つというところがいやらしいですな。
と、いうことで現行のルール内で考えると、エンチャント・土地というカードタイプになりそうです。

つまり、土地でありながらエンチャントでもあり、呪文じゃないのでプレイしてもカウンターされず即場に登場し、他の本殿カードを強くしながら、あまつさえ、マナコストなしにクリーチャーどもをなぎ払ってくれる(かもしれない)カードだったんだよ!
(Ω ΩΩ < な、なんだってー)

ミラディンの茶土地のようなもんですな。
エンチャント過多なエキスパンションに入ることでしょう。
まあ、茶土地を反省して流石にこういうカードは作らないかもね。

だがしかし、マローなら作りかねない!
(Ω ΩΩ < な、なんだってー)

追記
他にも上記カードに付ける事が可能な属性を発見。
まず、このカードがアーティファクトであっても全然問題ないので、「アーティファクト・エンチャント・土地」である可能性がある。
また、特殊タイプである「伝説の」「基本」「雪かぶり」「ワールド」の4つも付加する事が可能。
と、いうことは最大で「伝説のワールド雪かぶり基本アーティファクト・エンチャント・土地」というカードになる。
なんじゃこりゃ。
一番少ないのが上記であげた「エンチャント・土地」。
組み合わせは全部で32通りあります。

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